2525ひととき

米農家はお米の売上だけで生活しているか

専業米農家は少ない

お米の売上だけで生活費を稼げている人が専業米農家です。

2525ひとときがお米を作っている場所、久万高原町では多くの人が稲作(いなさく:米作りのこと)以外の仕事を持ちながらの兼業米農家です。

町内では有名な、大規模にお米づくりをしている米農家さんでも、稲作の農繁期以外には他の仕事をしたりしています。

トマト農家やぶどう農家の人でそれだけを専業にしている人は何人かいますが、専業米農家の人には今のところ出会ったことがありません。

2525ひとときも同じで、我が家も稲作以外の仕事を持つ兼業米農家です。

因みに、山でスギやヒノキなどの木材になる木を伐り出すきこりをしています。いわゆる林業と呼ばれるものですね。

(林業は広く深いので、木を伐るだけを林業と呼ぶのは違和感がすごいのですが、ここはお米のサイトなのでそれには触れずに置いておきます)

今日、木を伐りに山へ向かって車で走っている時に、朝日に照らされたモミジの紅葉がとてもきれいでした。

朝日に照らされたモミジの紅葉

日本のお米は多くの専業米農家が支えてきた

どうして多くの米農家は専業ではなく兼業なのかというと、今や稲作だけでは到底生活費を稼げないからです。

というか、稼げないどころかほとんど利益はありません。

利益がないのになぜ米農家をしているかというと、田んぼは代々親から子へ子から孫へと引き継がれてきています。

ご先祖様から引き継いだ田んぼを自分の代で終わらせてはいけないという使命感のために、利益がなくても続けている人は多いです。

ただ、いかんせん山奥の田舎なので家を継がずに町中に移り住む子世代も多く、後継がいなくなった田んぼは休耕地や耕作放棄地となり、稲作をやめる人がどんどんと増えています。

2525ひとときも同じで稲作での利益はほとんどありません。

ただ今のままでは作れば作るだけ赤字になっていたので、せめて赤字ではなく今後も稲作を続けられるくらいの収入にしたくてネットショップを始めました。

今、利益がないことと後継ぎがいないことで、日本中の米農家が減っています。

安くておいしい日本のお米を食べられるのもあと数年かもしれません。

関連情報

久万高原町のおいしいお米 - 2525ひととき

2525ひととき

【2525ひととき】では、愛媛県で最も標高の高い町《久万高原町》で栽培したお米を販売しております。「秘境」久万高原の清流と高原の気候が育んだ、旨みとしっかりした食感が魅力のおいしいお米を全国にお届けいたします!品種はコシヒカリで久万高原清流米の基準で作っており、安心してお召し上がりいただけます。ぜひ一度ご賞味ください。

屋号 2525ひととき
住所 〒791-1202 
愛媛県上浮穴郡久万高原町入野835
営業時間 9:00~17:00
定休日 日曜日、祝日
代表者名 菅 千春
E-mail info@2525hitotoki.com

コメントは受け付けていません。