節分とはなんなのか
節分とは季節の分かれ目
ここのところ忙しくてブログの更新ができていませんでした。
更新しなくてはと思いながらもあっという間に日は過ぎていき、1ヵ月が経ってしまいました(こんなに空けるつもりではなかったのに…)。
それはさておき、先日、2月3日は節分でしたね。今回は節分とはなんなのかということについてご紹介したいと思います(この内容も本当は節分前に投稿するつもりだったのに…)。
節分。読み方は「せつぶん」です。これは2月3日だけに限った言葉ではありません。
実は正確には節分は1年に4回あり、季節の変わり目に当たる立春、立夏、立秋、立冬それぞれの前日が節分です。
しかしいつの頃からか、立春の前日だけを節分とするようになりました。
旧暦では立春が新しい年の始まりとされていました。つまり立春の前日の節分が大晦日だったんですね。
節分で豆まきをするようになったのは706年(慶雲(けいうん)3年)に疫病が流行した時に文武(もんむ)天皇が追儺(ついな)という病気や不作を鬼の仕業として追い払う行事として行ったのが始まりとも言われているようです。
節分は2月3日頃
節分は毎年の2月3日頃です。この「頃」というのはつまりは「2月3日で固定ではない」ということです。ほとんど2月3日になりますが、何年かに1度、2日~5日の間でずれます。前回2月3日ではなかったのは2021年の節分です。まだ最近のことなので覚えている方もおられるのではないでしょうか。
これは124年ぶりに2月3日ではなかったそうです。何年かに1度とかいうレベルではなく、百何十年かに一度くらいの表記の方が適している気がしますね。
どうして2月3日ではない日がたまにあるのかというと、節分とは実際には一瞬で、その瞬間を含む日を節分の日としているということらしいです。
節分の瞬間を決めているのは二十四節季です。このことについては詳しく紹介している記事を見つけましたのでこちらをご覧ください。
恵方巻は関西地方や愛知が発祥
今は全国的に知られるようになった恵方巻ですが、もともとは関西地方や愛知県で行われていた風習のようです。
その年の恵方を向いて太巻き寿司を無言で食べ、1年の無病息災と商売繁盛を祈願します。
恵方とは毎年の干支から良いと定められた方角のことで、その年の年神様がその方角にいるとされています。
私は関東地方の出身なので子供の頃は恵方巻は全く知らない存在でしたが、最近は全国的に恵方巻が広まり「節分の日の夜ご飯は恵方巻」という雰囲気があるので夜ご飯の献立を考えなくていいことについてとても助かっているので、恵方巻という風習を流行らせてくれた人には感謝です。
また、恵方巻のおかげで毎年節分の日はお米の消費量が増えていると思う(調べてはいない)ので、そこもまた感謝のポイントです。
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