栄養は玄米、おいしさは白米

以前のブログでも書きましたが、精米することで玄米の表皮と胚芽部分を削って白米にしています。糠は玄米から削られた表皮と胚芽部分であり、玄米の体積の1割りを占め95%の栄養が詰まっています。

ただ、表皮と胚芽部分がなくなった白米の方が口当たりが良くお米の甘みも強いため、おいしいと感じる人が多いです。ただし、栄養が詰まっている部分を削っているので、玄米より栄養価はとても少なくなります。

精米の度合いは調節できる

実は精米することによってできるの白米だけではありません。

玄米と白米の間があるんです。

それは「ぶつき精米」です。

精米機で精米するときにどれくらいの割合を削るかを選べるのです。

これは近所のコイン精米機の白さボタンです。

精米機の種類にもよりますが１ぶつき、３ぶつき、５ぶつき、８ぶつきと玄米から白米までの間に4種類もあります。

そしてぶつき精米の先にも標準、上白、無洗米と続きます。

ISEKIのコイン精米機のサイトが精米についてとてもわかりやすく説明してくれています。

つまりは自分の好みに合わせて、栄養とおいしさの割合を調節できるんです。また、精米した方が消化と吸収は良くなるので、お腹の調子が良くない人や、赤ちゃんの離乳食には白米の方がいいなど、日々の体調や人に合わせても精米の具合を調節するのもありですね。

一般家庭用の精米機もある

人や体調に合わせて精米の具合を調節するのであれば、家で精米できたら便利ですよね。

精米したてが1番おいしいので、毎日家で新鮮なお米を用意できるなんて最高です。

コイン精米機だけでなく一般家庭用の精米機でもぶつき精米は可能です。

むしろ4種類だけでなく２ぶつきや６ぶつき、７ぶつきも加わって更に細かく調節できるものもあります。精米機も日々ものすごい進化を遂げていますね。

楽天市場で一般家庭用精米機で検索しただけでもたくさんの精米機が出てきました。

多くの人が毎日お米を食べているので、白米だけでなく自分に合ったお好みのぶつき精米も試してみてはいかがでしょう。

因みに、数ある一般家庭用の精米機から選ぶ場合は胚芽米機能が付いているものがおススメです。

一般家庭用の精米機は業務用の精米機よりもどうしても機能が落ちてしまうのですが、胚芽米機能が付いているものは結構高性能なので、ぶつき精米もいい仕事するものが多いです。

ご参考まで。