2525ひととき

炊飯器でつくる簡単米麹甘酒

炊飯器でも米麹甘酒はつくれる

前回、ヨーグルトメーカで簡単につくれる米麹甘酒をご紹介しました。

けれども各家庭に必ずヨーグルトメーカーがあるわけではありませんよね。

できればどの家庭にも必ずあるような身近なものでつくれたらいいですよね。

日本人の多くはお米が主食で、多くの家庭で毎日炊飯器でごはんを炊いていますよね。

というわけで、今回は炊飯器を使用した米麹甘酒のつくり方をご紹介します。

因みに「うちは土鍋(もしくは普通の鍋)で炊いているから炊飯器はないよー」という方も米麹甘酒をつくるためにヨーグルトメーカーや炊飯器を購入しなくても大丈夫です。

温度管理さえしっかりできていれば普通の鍋や土鍋でも米麹甘酒はつくれます。

現代のように炊飯器がなかった時代、それこそ窯で煮炊きしていたような時代にも甘酒はつくられていました。

それくらい甘酒とは日本に昔からあるものなんですね。

ただし米麹甘酒は温度管理が重要なので、火加減を固定できない人は必ず調理用の温度計を使用して温度管理を徹底してください。

 

米麹甘酒にアルコールは入ってない

「米麹甘酒って何?」という人のために簡単に米麹甘酒について説明しておきます。

甘酒には「酒粕」と「米麹」の2種類があります。

酒粕はアルコール成分が含まれますが、米麹にはアルコールは全く含まれていません。

なので妊婦さんでも飲めます。「酒」とありますが、アルコールは入ってないし、お酒の香りもないし、酒っぽさは全くありません。

とっても甘いけど、デンプンの甘さを最大限に引き出して作っていて、砂糖は使わずにつくるので、後期離乳食が食べられるくらいになった赤ちゃんでも安心して飲めます。

 

炊飯器でつくる米麹甘酒のレシピ

〇材料

お米・・・・・・・・・・・・・1合

乾燥米麹(ほぐしておく)・・・200g

熱湯・・・・・・・・・・・・・300cc

水・・・・・・・・・・・・・・200cc

 

つくり方

1.まずおかゆをつくります。炊飯器にお米を入れ、水(分量外)を2合の線に合わせ、炊飯スタート。

2.炊飯が終了したらすぐに保温は切り、炊飯器のふたを開けておかゆをしゃもじで混ぜます。この時にしゃもじ以外のもので混ぜると炊飯器の内窯が傷ついてしまう可能性があるので、金属のものなどは使わないようにしましょう。お釜の中身をまぜるものは、しゃもじです。

おかゆ
おかゆ

3.混ぜたら10分間、ふたを開けっぱなしにしておいて、中の温度を70℃くらいまで冷まします。温度計で量らなくても混ぜて10分開けっ放しで放置したら70℃くらいになります。この10分間の間にお湯を沸かして熱湯をつくります。

4.炊飯器のふたを開けっぱなしにして10分経ったら熱湯300ccを炊飯器に入れておかゆと混ぜます。

5.おかゆと熱湯をよく混ぜ合わせたら、そこに水200ccを入れてまた混ぜます。

6.よく混ざったら、今度はそこにほぐした乾燥米麹を入れて更に混ぜます。全体がよく混ざったら、だいたい55~60℃くらいの温度になっているはずです。

炊飯器でつくる米麹甘酒(保温前)
炊飯器でつくる米麹甘酒(保温前)

7.保温スイッチをいれ、炊飯器のふたは開けっぱなしにしますが、お釜の上には布巾をかけておきます。

布巾をかけた炊飯器
布巾をかけた炊飯器

8.あとは6時間くらい、保温の状態を保ちます。90~120分おきくらいにしゃもじで中身をかき混ぜます。5時間くらいたつと甘い香りが漂います。そのあたりから少し食べてみたりして味見をしながら様子をみましょう。5時間だとまだ米麹の芯が残っているような感じで少し硬いです。6時間くらいですっかり柔らかくなります。

写真だと保温前も保温後も違いがほとんどわからないですね。(写真が暗いし💦)

なので食べてみてください。

炊飯器でつくる米麹甘酒(保温後)
炊飯器でつくる米麹甘酒(保温後)

9.冷めたら清潔な容器に移して冷蔵庫で保存できます。1週間くらいで食べきるのが良いですね。

 

炊飯器がない人は火加減を極弱火にして時々混ぜながら55~60℃を保つようにするとできあがりますので、炊飯器がある人もない人も、ぜひみなさん作ってみてください!

 

因みに、乾燥米麹がどんなものか知らない方、こんなものです↓

大抵どこのスーパーでも売っているので、まずはよく行く地域のスーパーで聞いてみてください。

乾燥米麹
乾燥米麹

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