3月はジャガイモを植えました
ジャガイモを植えるのは3月
先日、家の畑にジャガイモを植えました。
ジャガイモを植える時期は春植えと秋植えの2回ありますが、標高の高い久万高原町では秋植えは霜で育たないことが多いので出回る多くは春植えです。マルチやハウスで寒さ対策をすればできないこともないですが、我が家では時期に合わせて育てやすいものを育てています。
一度にたくさん植えるのは大変なので、今年は3月中に3回に分けて植えました。そうすれば収穫の時期も少しずつずれますしね。
ジャガイモを植える土は弱酸性が向いている
土には酸度というものがあります。
酸度は土が酸性かアルカリ性かをpHで表したもので、酸度計を土に差し込み計ります。
ジャガイモはpH5.5~6.0くらいの弱酸性の土だと病気になりにくく、pH6.5以上になってくるとジャガイモの皮の表面がザラザラとした「そうか病」という病気にかかるジャガイモが多くなります。
なのでジャガイモを植える2週間前には一度耕した土の酸度を計り、pHが高いようなら酸度の調整をします。
実際、我が家の畑で土の酸度を計ったところ、pH7.0~7.5だったのでピートモスを混ぜ込みました。ピートモスは農業用や園芸用の土壌改良剤で、土に混ぜ込むと土の酸度が酸性に傾きます。
2週間後、土とピートモスがよくなじんだ頃に深めに溝を掘って種イモを植えます。
ジャガイモは深植えにする
溝の深さは30cmくらいがいいとされていますが30cmの溝を掘るのは結構大変なので、我が家では10~15cmくらいの深さです。
溝を掘ったら種イモを30cmくらいの感覚を空けて並べていきます。
この時、種イモが60g以上あるようであれば半分に切り、切り口に草木灰を付けて、切り口を上にして種イモを置いていきます。
切り口が上になるということは芽が下を向いて出るということですが、溝が深く掘れない場合、芽を下向きに出させてから地上へ向かわせることで、その分深植えにしているのと同じ効果があります。なので30cmまで掘らなくても大丈夫なのです。
ジャガイモはイモの部分が光に当たると皮が緑色になり、緑色の部分を食べると食中毒を起こします。なので深植えにして土からでないようにする必要があります。
因みに、あえて浅植えにして収穫を楽にする方法もありますが、そのためには黒マルチをしっかりかぶせる等して光にあたらないよう気を付けます。
ジャガイモの肥料は種イモと種イモの間に置く
30cmの感覚を空けて溝に並べた種イモと種イモの間には肥料を入れます。
この時、肥料が種イモにかからないように注意します。肥料が種イモにかかると、種イモが肥料焼けをおこし、芽が出た後に地上部が枯れる原因となります。
なので肥料は1ヵ所ずつ、種イモにかからないようにしながら入れていきます。
肥料を入れ終わったら、土をかぶせて畝をつくっておきます。
あとは、芽が出てくるまで待ちます。
我が家のジャガイモのメイン品種はデストロイヤー
我が家のジャガイモのメイン品種はデストロイヤーです。
デストロイヤーというのは俗称で、正式名称はグラウンドペチカです。
皮の色が濃い赤と薄い赤のまだら模様で、中身はきれいな黄色です。
病気になりにくく育てやすく、味は栗とサツマイモを足して2で割ったような甘みとホクホク感があり、どんな料理にも合いやすいというオールマイティなすごい品種です。
そのほか、ホクホクでおなじみの男爵も植えました。
収穫は7月頃
春植えのジャガイモの収穫は7月頃です。
毎年たくさん収穫できていますが、今年もたくさん収穫できるといいな~。
わくわくしながら待っています。
たくさん収穫できたら季節商品としてジャガイモも販売予定ですので、楽しみに待っていてください。
(今回、毎回写真を撮るのを忘れていて、1枚も写真がありません。できるだけ写真と一緒に投稿したいと思っているのに~💦)
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