小さな米農家の田植え
田植え機で植える
昨日、苗出しをしたので、いよいよ今日は田植えです。
たぶん日本の多くの米農家が田植え機を使って植えていると思いますが、我が家でもそれは同じで田植え機で植えていきます。
たまに、テレビとかでヒモを張ってみんなで1列に並びながら手で植えていたりしますが、あれはどうしても手で植えたいというこだわりのある人か昔ながらの田植え体験などでしかやりません。
正直、全国の米農家が手で植えていたら時間がかかりすぎるので日本の米は足りなくなりますね(^^;)
我が家では機械で1度に5列植えながら進んでいける「5条植え」という機会が入ります。
最後は手で植える
田植え機でほとんど植えられますが、どうしても田んぼの四隅やカーブになっているところでは隙間ができてしまうので、そこは人が手で植えて隙間を埋めていきます。これを際植え(きわうえ)と言います。
最後の仕上げだけ人の手でやるわけですが、地味にキツい仕事です。
田んぼの土はドロドロしていて足がハマりやすく抜けにくいので歩きにくく、何度も何度も腰を曲げて頭を下げた状態になるので腰痛持ちの人は悲鳴をあげます。
田植え機が主流になるまでは全部人の手で植えていたと思うと昔の人には本当に頭が下がります。
田んぼは日陰がないので暑い
当たり前ですが、田んぼは日陰がほとんどありません。
できるだけ日当たりがよく日照時間の長いところに作られています。
なので1日中田んぼにいると直射日光と水面の照り返しで暑くて眩しく、日焼けします。
特に今日は快晴だったので暑かったです。
なので農作業には日除の大きな防止が必須です。
写真では分かりませんが、私はこの帽子に更にサングラスをかけながら作業していました。
いや〜、本当に暑かったです。
それでも田んぼに引く水はとても冷たくて気持ちが良かったです。
この冷たい綺麗な水と寒暖の差、そして綺麗な空気がおいしいお米を作ってくれるので、今年もおいしいお米になりますように。
収穫は9月10日頃になるので、これから4ヶ月間、稲の成長を見守ります。
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